コロナ禍以降久しぶりに障がい者センターへ、ボランティアに出かけた。
自宅にいることが多くなり、ご近所さん以外の人と会っていない。
お友達ともリモートや電話での会話だけ。人に会えるのが楽しみだった。
いつものお体にご不自由のあるUさん(男性)は、
いつになく、たくさん話してくださった。
ご自身が障がい者センターが建った頃より関わっていらっしゃるお話しや、
ご出身の鹿児島県のお話しやら、お体のことも、
言葉も少しご不自由でゆっくり話される。
福祉協会のお役もされていて、
こんなに話してくださるのは初めてだ。
久しぶりにお会いしたのは、同じ家族会のご年配の女性のOさん、
会いたかったです。
明るくて、エネルギーを感じる元気な方、お子さんのことや、
家族会のことを一緒に話していると、元気になります。
このセンターの事務所で、
いつも親身に相談にのってくださるTさん(女性)は、
コロナ禍で自宅にこもっている当事者の方が多く、
みなさん通常の時にも増して体調を崩している。
必然的に相談も多くなるので、とても忙しく大変だそうです。
Tさんとお話ししていると、
お人柄がいい方で安心感が湧いてきます。
帰ろうとしたところ、白杖のNさん(男性)に会った。
月2回ハーモニカの練習に来られている。
Nさんは視力がなく、光もないそうです。
ですが、明るく肌もつややかです。
ハーモニカの練習は肺をしっかり使うので、身体にとても良いとのこと。
おしゃべりがお好きで、
昨年まで、学校はじめ色々なところへ講演に行っておられました。
生まれた時は見えてらしたので、
見えなくなった頃の自暴自棄を克服された素晴らしい方です。
町を歩いているときに声を掛けられとうれしいそうです。
「お手伝いしましょうか?」と言ってもらえると有難いそうです。
やっぱり、みなさんにお会いしてお話しできたことがうれしい。
コロナ禍だからこそ感じた人とのつながり。
さよならした後にやさしい心地よさが心に残ります。
私も又会いたいと思ってもらえる、やさしいのこり香のある人でありたい。
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